舌ブラシのやりすぎが口臭につながるのか!?

舌ブラシのやりすぎが口臭につながるのか!?

 

 

舌の上にある白いコケ、「舌苔(ぜったい)」は、口臭のもとになる有名な原因の一つです。

 

これを取り除くのに、非常に便利で画期的なアイテムが、舌ブラシですね。

 

この舌ブラシ、おもしろいように舌苔がとれるので、ついつい取りすぎてしまいます。

 

 

しかし、舌苔を取りすぎても、あまり良いことはありません。

 

それどころか、口臭を悪化させることにもなりかねないのです。

 

 

舌苔をとりすぎるとどうなるか?

 

一般的に舌苔は、口のニオイの元凶と考えられています。ですが、そうとも言いきれないのです。

 

舌苔の量は、1日の中でも変化し続けていますが、あるていどは、舌の健康上必要とされています。(詳細は↓)

 

このことを知らずに舌苔を取りすぎていると、痛い目をみることになります。

 

 

細胞がむき出しになる

 

ふつう健康な人は、うすく舌苔が付着しているものです。

 

これは舌そのものを保湿したり、傷つかないようにするためのもので、健全な舌を維持するためには、最低限なくてはならないものです。

 

 

舌ブラシをやりすぎれば、この最低限の舌苔すら取り除いてしまいかねません。

 

舌の保湿や保護を、無理矢理なくしてしまうことになります。

 

 

 

そしてもっとも恐れるべきなのは、舌の表面の微細な突起(毛状舌)が剥がれ落ちてしまい、細胞がむき出しになることです。

 

すると炎症がおこるので、見た目は鮮やかなピンク色になるのですが、舌は過敏になり、乾燥しやすく、唾液も不足します。

 

そうなれば、口臭が発生しないわけがありません。

 

 

さらに濃い舌苔が、短時間で付着していく

 

必要なはずの舌苔をとりのぞいてしまうと、舌を保護できなくなることは、上で説明しました。

 

舌を守っていたものがなくなれば、体は急いで次の舌苔をつくろうとします。
それをまた取り除けば、どんどん舌苔の付着するスピードが上がるのは、言うまでもありません。

 

 

そしてさらに、それだけではないのです。

 

驚くことに、舌は、前回よりも分厚い舌苔を形成しようとします。(リバウンド)

 

 

人の体は、体を守ろうとするものがなんらかの形でなくなってしまうと、次は以前よりも丈夫につくるようにできています。

 

たとえば皮膚や毛などは、これの代表といえます。

 

皮膚でいえば、何度もめくれれば硬く(例:まめ、足の裏)なり、毛でいえば、抜けた後はさらに太い毛が生えてきますよね?

 

実際には、抜いた毛穴のまわりに別の毛が一緒に生えることで、濃くなったように錯覚するという見解もあるようです。
いずれにしても、体が以前より丈夫にしようとしています。

 

舌にも同じことがいえますから、舌苔の取りすぎは良くないわけです。

 

 

 

 

頻繁に舌そうじをしていたSさん

 

私が口臭で相談をうける人の中にも、舌苔をとりすぎていた男性がいました。

 

彼も舌ブラシを愛用していて、「暇があれば舌そうじをする」というぐらい頻繁におこなっていました。(1日3回する日もあったとか)

 

 

といっても、彼はゴシゴシと強くこすり取ろうとしていたわけではなく、舌を傷つけないように優しく丁寧にとっていたそうです。

 

それでも舌が白くなるスピードがあまりにも早く、口臭にも常に悩んでいたそうで、愕然としていました。

 

 

優しくそうじしていたこともあり、口臭の原因がそうじのしすぎだったとは、思いもしなかったようです。

 

彼には舌そうじの回数を減らすようにアドバイスしました。私の舌そうじの回数(週2弱)を教えたら、納得してもらえたようです。

 

 

 

今回の彼の話からわかったことがあります。それは、いくら舌ブラシでやさしくこすったとしても、頻繁におこなえば、充分に口臭が発生する可能性があるということです。

 

もっというと、まったく舌を傷つけずに舌苔を取り除くことができたとしても、舌ブラシのやりすぎは口臭を発生させうるともいえそうです。

 

 

 

これは私の推奨する舌磨きの正しい方法(タオル法)にも、いえることかもしれません。

 

彼が本当にやさしく行っていたかどうかわかりませんので、あくまで可能性の話ですが・・・

 

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