口臭がある人とない人の違いに体質は関係ない

口臭がある人とない人の違いを、体質のせいにしてませんか?

 

 

長い間口臭に悩んでいると、「どうして自分だけがニオうんだろう」とか「何がみんなと違うんだ?」という気持ちになってきますよね。

 

そして、口臭がない人と自らの違いを「体質の違い」だと決めつけて、あきらめてしまっているのではないでしょうか?

 

体質といえば、生まれたときからあるもので、どうしようもないもののことを指しますよね。

 

けれども、口臭に体質は関係ありませんので、安心してください。

 

 

 

口臭は、普段の生活でおかしてしまっている、「小さな過(あやま)ち」が積み重なって発生するものです。

 

ですから、生まれながらにして口臭が発生しやすい人間というのは、まずありえません。(稀に、生まれつき病気で内蔵が本来の役割をはたせない場合を除く)

 

 

普段、あなたがおかしてしまっている「小さな過ち」さえ正しく直すことができれば、口臭は絶対に治るのです。

 

では、口臭のある人がおかしてしまっている、小さな過ちとは何のことでしょう?

 

以下はその可能性について考えてみました。

 

 

歯みがきにチカラが入っているかも

 

まずはじめに考えられるのは、歯みがきをうまくできているかです。
といっても、ここでは「正しい歯はみがきができているか」などと言うつもりはありません。

 

ここで言いたいのは、正しいチカラ加減でできているかということです。

 

 

「歯をみがく」というと、ゴシゴシと音をたててみがくのが一般的なイメージですよね。ですが、そんな音がでるほどチカラをいれてしまえば、歯ぐきが炎症をおこしてしまいます。

 

これを歯肉炎といいますが、慢性的につづくと歯ぐきが後退していきます。

 

そうなると、歯ぐきと歯のあいだにポケットができてしまい、そこに溜まった食べかすがニオイを放つようになるのです。(ポケットに入った食べかすは、歯医者でしか取れません。)

 

いつも何気なくおこなっている歯みがきですが、知らぬ間に力が入りすぎていませんか?みがき残しがないように気をつけることはあっても、力みすぎないように気をつけている人は、意外に少ないのです。

 

 

 

かくいう私も、今でもたまにチカラが入ってしまうことがあるほどうっかりしやすいことでもあります。

 

毎回意識することで、歯肉の炎症がおこらないように気をつけましょう。
コツとしては、歯ブラシをシャープペンシルを握るときのように、親指・人差し指・中指の3本で軽く持つことです。

 

 

舌苔(ぜったい)を取りすぎていませんか?

 

2つめに考えられるのは、舌苔の取りすぎです。

 

舌の表面に付着している白いものが舌苔で、これが付きすぎていると、口臭の原因になることはあまりにも有名な話ですよね。

 

 

口臭がない人は、舌苔を適度に取り除けているのでしょう。適度とは、すべて取りのぞくのではなく、舌の乾燥を防ぐために少し残しておくことです。

 

取りすぎによって乾燥を招いてしまうと、さらに舌苔が溜まりやすくなるので注意してください。目安としては、取ったあとに乾燥を感じない程度です。

 

 

 

また、舌苔が溜まりにくい人もいますが、これも体質は関係ありません。
(内蔵の病気をのぞいて。)
歯みがきによって、歯垢をしっかり落とせているからこその結果です。

 

 

 

私が口臭に悩んでいたときは、舌の上から白いカスを完全になくそうとするほど、無心で鏡とにらめっこしていました。なので、余計に舌苔はつきやすくなっていましたし、舌がピリピリしていました。

 

おそらく、舌掃除のしすぎで毛乳頭(舌のザラザラした突起)まで傷つけていたのでしょう。

 

 

ちなみに、今では3〜4日に1回ほどの舌掃除でも問題はありません。歯磨きを徹底し、内蔵から毒素を抜く生活習慣を心がけてからは、舌苔がたまりにくくなったからです。

 

たまに取るときは、濡れたタオルを使って、舌苔が分厚く付着している部分だけをやさしくこすり取るようにしています。

 

 

鼻をすする癖はないですか?

 

3つめに考えられるのは、鼻の奥(咽頭部分)に膿がたまる、蓄膿症です。
鼻からの息がニオうのがこれの特徴ですが、じつは鼻からだけではありません。

 

 

鼻がつまってしまうことで口呼吸になってしまい、口内が乾燥します。
すると、唾液がなくなるので口内の自浄作用が阻害され、口からもニオイが発生してしまうのです。

 

 

蓄膿症になっても、口臭が発生しない人は多くいます。そう考えると、蓄膿で口臭がある人との違いは、鼻水がたれたり、鼻づまりをおこしたときに、きちんと鼻をかんでいるかどうかではないでしょうか?

 

こればっかりは両者を比べてみたわけではないのでハッキリ言い切れませんが、可能性は大いにありそうです。

 

 

私もほぼ一年中、花粉症ですが鼻まわりの口臭に悩まされたことはありません。常に鼻をかむクセがついているからではないでしょうか。

 

 

また、蓄膿症ではない人でも、口呼吸をしてしまう人はいます。私がいままで相談を受けた人たちの中にも、およそ1割〜2割弱の人が口呼吸をしていて、口臭の大きな要因になっていました。

 

口呼吸のクセは、それ単品だけでも口臭の原因になりうるのです。

 

 

肉食中心ではないですか?

 

4つめに考えられるものとしては、内蔵環境の悪化でしょう。
私は、口臭がある人とない人の違いは、ここに一番関係が深いとニラんでます。

 

人間の体内には、消化の過程で発生したガスや、外部から入ってきたニオイのもとになる物質があります。

 

それらは通常、体内の酵素や浄化作用、排せつなどによってニオイを消したり、外に追い出してくれたりします。

 

しかし、口臭がある人は、ない人に比べてニオイのもとになる物質が内蔵に多すぎます。そのため、体の機能が追いつかずに、充満したニオイが内臓から血液、血液から肺へと循環し、呼気となって出てくるのです。

 

 

では、なぜ口臭がある人は、ない人に比べてニオイのもとになる物質が多いのでしょうか?

 

その原因は、ズバリ食生活です。たとえば、欧米食・・・つまり肉食中心の食生活や、ジャンクフードを食べる習慣が身についていると、体内に動物性タンパク質や添加物がたまり、ニオイのもとになる物質を大量につくりだします。

 

野菜や穀物をとることでバランスを保ちながら、肉はたまに摂るぐらいが理想的なのに、口臭に悩む人はそれができていない可能性があるのです。

 

 

先日、私が相談をうけた30代の男性は、家族で毎晩のように肉を食べるのが当たり前で、朝食はジャンクフード、昼食はファストフードという生活をしていました。

 

口臭がでるのはもちろん、体臭もひどい有り様でした。

 

処置としてはとりあえず、体内から(いわゆる)毒素を抜くために、食生活の改善をはかってもらうようにうながしました。

 

 

 

上は大袈裟な話に聞こえるかもしれません(といっても事実)。ですが、自分とは関係ないとおもわないでください。

 

ハッキリ言って、どうしても治らない口臭は、このタイプである可能性は相当高い(経験上7〜8割)です。

 

腸内のバランスが崩れていたり、少しずつ蓄積された老廃物がきっかけになります。

 

当時の私も、食生活を乱しているつもりはありませんでしたが、このタイプの口臭に悩まされていました。

 

 

 

さいごに

 

口臭がない人は、少なくとも極端な欧米食文化ではなさそうです。
食生活が、口臭がある人とない人の違いである可能性は高いです。

 

 

〜まとめ〜

 

・口臭がある人とない人の違いには、基本的に体質は関係ない
・歯みがきではチカラを入れない
・舌苔は取りすぎない
・鼻はすすらない
・口呼吸をしない
・内蔵を考えた食生活をする
・日頃の小さな過ちを継続しておこなうことで、口臭は発生する。

 

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